コマンド構文解説-画面を揺らす!?/camerashake-
投稿日:2021/06/26
最終更新日:2021/06/26
どうも、ユキミ大福です。
今回はMinecraft統合版のコマンドの内の1つである『 /camerashake 』について解説をしていきます。
ここで解説するコマンド等は、解説する注意事項等をよく読み、個人でより詳しく調べた上で、個人の責任において使用して下さい。コマンド等の使用によって如何なる損害が発生しても、筆者であり当ブログの管理者でもあるわたくしユキミ大福は一切の責任を負いかねますので、ご了承下さい。
今回のコマンドは?
今回ご紹介するコマンドは『 /camerashake (カメラシェイク)』です。このコマンドは、プレイヤーの視界を揺らすことができるというものです。まずは構文を見てみましょう。
/camerashake のコマンド構文
/camerashale add <セレクター> <強さ(int/float)> <秒数(int/float)> <揺れ方の種類>
/camerashake stop <セレクター>
- <セレクター>:必須
ターゲットセレクター。プレイヤーしか対象にできない。ゲーマータグを直接入力可。 - <強さ(int/float)>:省略可
揺れの強さををint型またはfloat型の数値で指定する。数値は0.00~4.00の間である必要がある。省略した場合は「0.5」として扱われる?(要検証) - <秒数(int/float)>:省略可
揺れが続く秒数をint型またはfloat型の数値で指定する。数値は0以上であれば上限は無い?(要検証)。省略した場合は「1」として扱われる?(要検証) - <揺れ方の種類>:省略可
揺れ方の種類を設定する。選べるのは以下の2種で、省略した場合は「positional」として扱われる。
・ positional:
カメラがスライドするように揺れる
・ rotational:
カメラが回転するように揺れる
/camerashake の失敗条件
- 構文が適切でない(スペルミス等)。
- <強さ(int/float)>の値が0.00~4.00の間でない。
- プレイヤー以外をセレクターの対象に指定している。
- 指定したセレクターの条件に合う対象が存在しないか、読み込まれているチャンク内に存在していない。
/camerashake の成功条件
- 上記の失敗条件を満たしていない場合。
- 既にカメラが揺れているプレイヤーのカメラを、更に揺らすようにコマンドを実行しても成功する。この時カメラの揺れは合成される。
- カメラが揺れていないプレイヤーに対して、カメラの揺れを止めるようにコマンドを実行しても成功する。
- 「手ぶれ」をOFFにしているプレイヤーに対して実行しても成功する。
/camerashake の実行例
例1)
コマンド:/camerashake add @p
実行結果:基準座標から1番近いプレイヤーのカメラを、1秒間「0.5」の強さでカメラがスライドするように揺らす。
例2)
コマンド:/camerashake add @a 1 5 rotational
実行結果:全てのプレイヤーのカメラを、5秒間「1」の強さでカメラが回転するように揺らす。
例3)
コマンド:/camerashake stop @a
実行結果:全てのプレイヤーのカメラの揺れを止める。
/camerashake の詳細解説
/camerashake の概要
/camerashake は指定した秒数の間、指定した強さ・揺れ方でプレイヤーのカメラを揺らすコマンドですが、モードが大きく分けて2つ存在します。
- /camerashake add:
設定した秒数・強さ・揺れ方でカメラを揺らす - /camerashake stop:
設定した時間を無視してカメラの揺れを止める。
なお、画面がめっちゃぐわんぐわんしますが、実際にワールドが揺れているわけではないので、座標が勝手に動いたりはしません。
/camerashake の実行結果等々
コマンドの実行結果は「コマンドの成功・失敗・エラー」のいずれかになります。
失敗した場合には「入力した値が小さい(大きい)」と返って来ます。
コマンドブロックが保持・出力する結果は「コマンドの実行に成功したか(True or False)」と「コマンドが何人に対して成功したか(int)」の2点です。コマンドが成功した人数については、RSコンパレーターを用いてRS動力の形で取り出せます。
/camerashake の強み・使い道
ゲーム制作においては、演出の1つとして使用されます。何か大きなものや存在感のあるものが現れる時なんかに如何でしょうか。
/camerashake の弱み・弱点
このコマンドによるカメラの揺れは、個人設定(コマンドで干渉できない部分)で無効にすることができてしまいます。ビデオ設定・アクセシビリティ設定内の「手ぶれ」が、どちらか一方でもOFFになっていると、カメラが揺れなくなります。この点には気を付けましょう。
今回のまとめ
- 『 /camerashake 』はカメラを揺らすコマンド!
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