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コマンド構文解説-これぞ無限経験値!/xp-

  投稿日:2021/06/05

最終更新日:2021/06/05

 

どうも、ユキミ大福です。

今回はMinecraft統合版のコマンドの内の1つである『 /xp 』について解説をしていきます。

ここで解説するコマンド等は、解説する注意事項等をよく読み、個人でより詳しく調べた上で、個人の責任において使用して下さい。コマンド等の使用によって如何なる損害が発生しても、筆者であり当ブログの管理者でもあるわたくしユキミ大福は一切の責任を負いかねますので、ご了承下さい。

  

今回のコマンドは?

今回ご紹介するコマンドは『 /xp (エックスピー)』です。このコマンドは、プレイヤーの経験値を操作できるというものです。まずは構文を見てみましょう。

 

/xp のコマンド構文

 

/xp <経験値量(int)> <セレクター>

 

/xp <経験値レベル(int)>L <セレクター>

 

  • <経験値量(int)>:<経験値レベル(int)>を指定しない場合は必須
    付与する経験値の量をint型で指定する。値は 0~2147483647 の間でなければならない。

  • <経験値レベル(int)>L:<経験値量(int)>を指定しない場合は必須
    付与する経験値レベルの量をint型で指定し、そのすぐ後ろに「L」を付ける(小文字でも可)。値は -2147483648~2147483647 の間でなければならない。負の値を指定した場合はその分レベルを下げる(0以下にはならない)。

  • <セレクター>:必須
    ターゲットセレクター。プレイヤーしか対象にできない。ゲーマータグを直接入力可。

 

/xp の失敗条件

  • 構文が適切でない(スペルミス等)。
  • <経験値量(int)>・<経験値レベル(int)>Lで範囲外の値を指定している。
  • プレイヤー以外をセレクターの対象に指定している。
  • 指定したセレクターの条件に合う対象が存在しないか、読み込まれているチャンク内に存在していない。

 

/xp の成功条件

  • 上記の失敗条件を満たしていない場合。
  • コマンドを実行した結果、レベルが0未満または24792以上になり、レベルが変動しなくなっても成功扱いになる。

 

/xp の実行例

例1)

コマンド:/xp 10 @p

実行結果:基準座標から1番近いプレイヤーに10の経験値を与える。

 

例2)

コマンド:/xp 1L @p[l=9]

実行結果:経験値レベルが9以下で、基準座標から1番近いプレイヤーに1の経験値レベルを与える。

 

例3)

コマンド:/xp -100000L @a

実行結果:全てのプレイヤーのプレイヤーの経験値レベルを-100000する(経験値レベルの上限が24791なのでレベルは0になる)

 

/xp の詳細解説

/xp の概要

/xp は指定したプレイヤーに指定した量の経験値または経験値レベルを付与するコマンドです。経験値レベルはターゲットセレクターの「l」「lm」引数に行かせるため案外応用が効きます。

 

/xp の実行結果等々

コマンドの実行結果は「コマンドの成功・失敗・エラー」のいずれかになります。

失敗した場合にはセレクターに合う対象がない」と返って来ます。

コマンドブロックが保持・出力する結果は「コマンドの実行に成功したか(True or False)」「コマンドが何人に対して成功したか(int)」の2点です。コマンドが成功した人数については、RSコンパレーターを用いてRS動力の形で取り出せます。

 

/xp の強み・使い道

ゲーム制作においては、個人的にはコマンド制御アイテムの処理に用いることが多いです。/scoreboard の sidebar の位置や /title の actionbar の位置がスコア等の表示に使えない場合に第3のスコア表示場所としてわたくしは使用しています。

あるいは、コマンド制御アイテムにクールタイムを設けたい場合のクールタイム表示場所としても使用できます。この辺はコマンド解説応用編でも解説したいと思いますのでしばらくお待ち下さい。

 

/xp の弱み・弱点

このコマンドでは経験値レベルを下げることはできますが、経験値量を減らすことはできません。この点だけは注意しましょう。

 

今回のまとめ

  • 『 /xp 』は指定したプレイヤーに経験値を付与するコマンド!

 

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