コマンド解説-コマンドとは?編-
投稿日:2020/11/21
最終更新日:2021/10/16
どうも、ユキミ大福です。
今回はMinecraft統合版のコマンドについて、そもそも『コマンドとは何なのか』を解説をしていきます。
なお、ここで解説するコマンド等は、解説する注意事項等をよく読み、個人でより詳しく調べた上で、個人の責任において使用して下さい。コマンド等の使用によって如何なる損害が発生しても、筆者であり当ブログの管理者でもあるわたくしユキミ大福は一切の責任を負いかねますので、ご了承下さい。
『コマンド』とは何ぞや?
『コマンド』とはMinecraftに特定の動作を実行してもらうための、特定の記述ルールに沿った文章のことです。
例として『座標( 20,11,21 )のブロックを鉄ブロックに置換する』コマンドなら
/setblock 20 11 21 iron_block
と記述します。
要するに「こういうことをしてください!」とMinecraftに指示する文章が『コマンド』だということですね。
なお、このコマンド機能は統合版のマイクラであればどの機種でも使用可能です(ただし、一部の機種では事実上実行不可能なものもあります)。
コマンドで何ができるの?
結論から言いますと、何でもできます。
レッドストーン回路と組み合わせれば、最早できないことを探す方が難しいぐらいです。
統合版で使えるコマンドは現在、58種類存在します(ver.1.17.34時点)。
以下は統合版で使えるコマンドのリストです。解説ページがあるコマンドは青文字で表記しています。
- /ability ( /worldbuilder , /wb )
- /alwaysday ( /daylock )
- /camerashake
- /clear
- /clearspawnpoint
- /clone
- /connect ( /wsserver )
- /deop
- /difficulty
- /effect
- /enchant
- /event
- /execute
- /fill
- /fog
- /function
- /gamemode
- /gamerule
- /give
- /help ( /? )
- /immutableworld
- /kick
- /kill
- /list
- /locate
- /me ( /say )
- /mobevent
- /op
- /particle
- /playanimation
- /playsound
- /reload
- /replaceitem
- /ride
- /schedule
- /scoreboard
- /setblock
- /setmaxplayers
- /setworldspawn
- /spawnpoint
- /spreadplayers
- /stopsound
- /structure
- /summon
- /tag
- /teleport ( /tp )
- /tell ( /msg , /w )
- /tellraw
- /testfor
- /testforblock
- /testforblocks
- /tickingarea
- /time
- /title
- /titleraw
- /toggledownfall
- /weather
- /xp
(以下解説ページリンク)
コマンドの記述ルール
さて、ここからはいよいよ、コマンドを実際に使うにはどうすればいいのかを解説していきたいところですが、その前に押さえておかなければならないことが1つ存在します。
単語の間は半角スペースが必要
コマンドを記述する際には単語同士の間に半角スペースを入れます。これはどのコマンドでも共通の絶対的なルールです。
例えば
/setblock 20 11 21 iron_block
の場合、「/setblock」と「20」の間、「20」と「11」の間、「11」と「21」の間、「21」と「iron_block」の間、この全てが半角スペースです。間違って全角スペースを入れないように気を付けましょう。
ただし、ターゲットセレクターの引数だけは例外で、半角スペースは不要です。区別するために、このブログではターゲットセレクターの引数は半角スペースを挿入せずに記述することにします。
「ターゲットセレクターとは何ぞ?」と思った方もいらっしゃるとは思いますが、『ターゲットセレクター』については ↓ の記事で解説しております。
実際にコマンドを使ってみよう!
おまたせしました。ここからはいよいよ実際にコマンドを使ってみましょう!
Step1:コマンドを実行するための準備
「おい、コマンドを実行させろよ」とお思いかもしれませんが、これから解説する各設定が上手くできていないとコマンドが実行できないので、もう少しだけお付き合い下さい。
確認して頂きたいのは次の2項目です。
1. 「チートの実行」がONかどうか
「設定」→「世界」→「ゲーム」→「チート」と進み、その項目の中の「チートの実行」をONにして下さい(ツマミが右にあればON)。
注意!「チートの実行」を一度でもONにすると、そのワールドでは一生実績を解除できません。
2. 自分がOP(オペレーター)権限を持っているかどうか
自分が持っているワールドなら、ワールドに入った時点で自動的に自分にOP権限が与えられるのですが、一応確認しておいて下さい。
ポーズ画面を開き、右側のワールド名の下にある自分の名前の右側に「王冠」みたいなマークがあればOKです。
他人のワールドに居て、自分のマークが「王冠」でなければ、他のOP権限を持っているプレイヤーにお願いして変えてもらって下さい。
OP権限についての詳しい解説はまた別の機会にします。
Step2:コマンドを打ち込む!
あとはもう、コマンドを実際に打ち込むだけです(雑)。
今回は試しにプレイヤーにアイテムを付与する「/give」を実行してみましょう。
/give については ↓ のページで詳細な解説をしています。
まずはチャット欄を開きましょう。PCなら「Enter」か「T」、Switchなら「→」です。
次に、こんな感じに打ち込むかコピペしましょう。
/give @p diamond 1
打ち込み終わったら、チャット欄の「→」みたいなボタンを押しましょう(PCの場合「Enter」でも可)
コマンドが成功していれば、あなたの手元にはダイヤモンドが1つあるハズです。これでコマンド実行完了です!
もちろん、この /give は「ダイヤモンドを」「1個だけ」入手できるだけのコマンドではありません。内容を変えれば、もっと色々なことが可能です。その辺については ↓ で解説しています。
便利なコマンド実行ブロック「コマンドブロック」
さて、先程はチャット欄からコマンドを実行しましたが、チャット欄からコマンドを実行するには一々コマンドを書き込まなければならず、面倒です。
PCの場合、チャット欄で「 ↑ 」キーを押すことで今までに実行したコマンドを自動入力する機能がありますが、手間ですよね。
そこでオススメするのが『コマンドブロック』です。このブロックは内部に1つコマンドを保存することができ、実行条件を満たすことで保存したコマンドを実行してくれます。
さらに、1度コマンドを実行しても、内部に保存したコマンドは消えません。そのため、コマンドブロックがある限り、実行条件を満たす度に保存したコマンドを繰り返し実行できます。
ここまでの解説で「コマンド面白い!」と思った方は是非、以下のコマンドブロックの解説ページもご覧下さい。
今回のまとめ
- 『コマンド』を使うと普通のマイクラではできないことができる!
- 『コマンド』には色々な種類がある!
- 『コマンド』を実行するには、チャット欄かコマンドブロックに打ち込む!
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