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コマンド構文解説-プレイヤーの設定をいじる!/gamemode, /op, /deop-

  投稿日:2021/05/08

最終更新日:2021/05/09

 

どうも、ユキミ大福です。

今回はMinecraft統合版のコマンドである『 /gamemode 』『 /op 』及び『 /deop 』について解説をしていきます。

ここで解説するコマンド等は、解説する注意事項等をよく読み、個人でより詳しく調べた上で、個人の責任において使用して下さい。コマンド等の使用によって如何なる損害が発生しても、筆者であり当ブログの管理者でもあるわたくしユキミ大福は一切の責任を負いかねますので、ご了承下さい。

  

今回のコマンドは?

今回ご紹介するコマンドは『 /gamemode (ゲームモード)』『 /op (オーピー)』『 /deop (デオーピー)』です。/gamemode は、ゲームモードを変更するというもので、/op, /deop はプレイヤーのOP(オペレーター)権限を変更するというものです。まずは /gamemode の構文を見てみましょう。

 

/gamemode のコマンド構文

 

/gamemode <ゲームモード> <セレクター>

 

  • <ゲームモード>:必須
    ゲームモードをint型の数値か文字で指定する。数値・文字・ゲームモードの関係は以下の通り。

    サバイバル
      数値:0
      文字:survival
     一文字:s

    クリエイティブ
      数値:1
      文字:creative
     一文字:c

    アドベンチャー
      数値:2
      文字:creative
     一文字:c

    デフォルト
      数値:(不可)
      文字:default
     一文字:d

  • <セレクター>:必須
    ターゲットセレクター。プレイヤーしか対象にできない。ゲーマータグを直接入力可。

 

/gamemode の失敗条件

  • 構文が適切でない(スペルミス等)。
  • プレイヤー以外をセレクターの対象に指定している。
  • 指定したセレクターの条件に合う対象が存在しないか、読み込まれているチャンク内に存在していない。

 

/gamemode の成功条件

  • 上記の失敗条件を満たしていない場合。

 

/gamemode の実行例

例1)

コマンド:/gamemode a @a

実行結果:全てのプレイヤーのゲームモードをアドベンチャーにする。

 

例2)

コマンド:/gamemode c @p[scores={pNum=0}]

実行結果:基準座標から1番近く、pNum=0 のプレイヤーのゲームモードをサバイバルにする。

 

/gamemode の詳細解説

/gamemode の概要

/gamemode は指定したプレイヤーのゲームモードを指定したものに変更するコマンドです。

defaultに設定した場合はそのワールドのデフォルトゲームモードに追従するようになります。

 

/gamemode の実行結果等々

コマンドの実行結果は「コマンドの成功・失敗・エラー」のいずれかになります。

失敗した場合にはセレクターはプレイヤーの型にする必要がある」と返って来ます。

コマンドブロックが保持・出力する結果は「コマンドの実行に成功したか(True or False)」「コマンドが何人に対して成功したか(int)」の2点です。コマンドが成功した人数については、RSコンパレーターを用いてRS動力の形で取り出せます。

 

/gamemode の強み・使い道

普段使いする分にはメニューを開かずにゲームモードを切り替えられることぐらいしか利点がありませんが、ゲーム制作においては他人の(プレイヤー全員の)ゲームモードを自動かつ一括で変更するのに重宝します。

 

/gamemode の弱み・弱点

このコマンドにこれといった弱点は存在しないと思います。セレクターでプレイヤーをきちんと指定すれば失敗することはないと思います。

 

 

続いては /op 及び /deop の構文です。ほとんど同じなのでまとめて解説します。

 

/op , /deop のコマンド構文

 

/op <セレクター>

 

/deop <セレクター>

 

  • <セレクター>:必須
    ターゲットセレクター。プレイヤーしか対象にできない。ゲーマータグを直接入力可。

 

/op , /deop の失敗条件

  • 構文が適切でない(スペルミス等)。
  • セレクターの対象が読み込まれているチャンク内に存在していない。
  • コマンドブロックから実行している( /execute 経由でも失敗する)。

 

/op , /deop の成功条件

  • 上記の失敗条件を満たしていない場合。

 

/op , /deop の実行例

例1)

コマンド:/op @a

実行結果:全てのプレイヤーにOP権限を付与する。

 

例2)

コマンド:/deop @p[c=-1}]

実行結果:基準座標から1番遠いプレイヤーのOP権限を剝奪する。

 

/op , /deop の詳細解説

/op , /deop の概要

/op は指定したプレイヤーにOP権限を付与するコマンドで、/deop は指定したプレイヤーのOP権限を剝奪するコマンドです。

他のコマンドと比較した時の注意点として、/op , /deop はコマンドブロックで実行することはできません。/execute を経由した場合も同様です。つまりはチャット欄からのみ実行できるということです。

/op でOP権限を付与すると「オペレーター」の状態となり、/deop でOP権限を剥奪すると「メンバー」の状態となります。

 

/op, /deop の実行結果等々

コマンドの実行結果は「コマンドの成功・失敗・エラー」のいずれかになります。

失敗した場合にはセレクターはプレイヤーの型にする必要がある」と返って来ます。

コマンドブロックが保持・出力する結果…に関しては、コマンドブロックから実行不可能なのでありません。

 

/op , /deop の強み・使い道

メニューを開かずにOP権限を変更できます。…以上です。

 

/op , /deop の弱み・弱点

コマンドブロックから実行できない、この一点に尽きると思います。

また、/deop で自分のOP権限を剥奪した場合、メニューから自分のOP権限を取り戻さないとコマンドが実行できなくなります(そのワールドの持ち主が自分の場合のみ)ので注意しましょう。

 

 

今回は役割が単純なコマンドの紹介でした。頭の片隅にあると便利なコマンドだとは思いますので、ぜひ覚えておいて下さい。

 

今回のまとめ

  • 『 /gamemode 』は指定したプレイヤーのゲームモードを指定したものに変更するコマンド!
  • 『 /op 』は指定したプレイヤーにOP権限を付与するコマンド!
  • 『 /deop 』は指定したプレイヤーのOP権限を剥奪するコマンド!

 

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